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スバラシーニャ国旗 国歌 There’s nothing you can do that can’t be done Nothing you can sing that can’t be sung Nothing you can say, but you can learn how to play the game It’s easy All you need is love All you need is love All you need is love All you need is love love love is all you need 概要 面積468万㎢ 人口400万人 GDP 7兆8,000万スバラシドル 主要産業 じゃがいも農業 漁業 南部でIT系企業の増加 通貨1スバラシドル=300円 (金本位制) いま最も勢いのある国家 地理 首都リッテン 人口30万人 スターキー県にあるカキクケ湖はスバラシーニャ最大の湖である。 法 こちらをご参照ください スバラシーニャの法 政治 2023年1月10日予定 経済の回復を目的とした所得倍増計画が実行(大規模金融緩和、大減税、貿易活性化)
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妖界で栽培されている妖怪じゃがいも。 ポレヴィクたちがつくっている。他の品種にくらべると味は薄めだが、各種料理に使用されている。 来歴 2007年5月25日、「妖怪料理」 美味しそう!? な妖怪でのsudou氏の書込みが初出。 (「妖怪料理」 美味しそう!? な妖怪 1[[555)
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2020/07/07 ★今回のレシピはこちら↓ ーーーーーーーーーーーーーー 【至高のポテトサラダ】 じゃがいも 2個(280gほど) 玉葱 1/4個(50g) にんにく 2片 水 大さじ3 ベーコン 60g マヨネーズ 大さじ3半 黒胡椒 小さじ1弱 塩 小さじ1/3 砂糖 小さじ1 味の素 6振り ☆仕上げに 追い黒胡椒 ★お好みで タバスコ ーーーーーーーーーーーーーー
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名前 フライドポテト 危険度 0% 死因なし おなか +10 体力 +10 総合評価 ☆☆☆★★ おなか、体力共に10回復。バランスはよいが、回復量としてはすこし少な目である。リアルでは、じゃがいもを揚げると発ガン性物質が出るとか出ないとか言われている。 コメント欄でも情報を募集しております。 名前 コメント
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前へ 本文 つかつかつか、と不機嫌さに満ちた足音がドアの向こうから響く。 自室でデスクワーク――報告書の不備修正――に勤しんでいたエーリカは、 これから起こることを察し、うんざりとした顔で机に突っ伏した。 直後、破裂音にも似たドアの開閉音がけたたましく部屋中に響く。 続いて、足音の主が部屋に備え付けられたベッドに飛び込んだのであろう、 ドアとは対極の柔らかい音がエーリカの耳に届いた。 エーリカ「お帰り、ハンナ」 マルセイユ「……悪い。書類仕事中だったか」 エーリカ「いいよ別に。ちょうど休憩しようと思ってた所だから」 エーリカは、椅子を跨いで背もたれに寄り掛かるように座り直し、 うつ伏せで毛布の中に潜り込んで何やらぶつぶつと呟いているマルセイユの方に向き直る。 自分よりずっと背も声も、胸……も大きいマルセイユが子供のように不貞腐れている姿は、 エーリカの目には酷く滑稽に映った。……年齢的には充分子供であるが。 マルセイユ「俺のバカ……。いや、バカは私もか……はぁ……」 エーリカ「何があったのさ?」 その問いにマルセイユは、思い出させるなとでも言いたげな 若干恨めしい目つきでエーリカを睨め返した。 マルセイユ「俺と伯爵がイチャついてた」 エーリカ「前にもそんなことなかった?」 エーリカは、表情以上にうんざりとした声を吐き出し、やれやれと肩を竦めた。 要するに単なる痴話喧嘩である。それも、犬も食わない類の。 エーリカ「あのさぁハンナ。俺はさ」 マルセイユ「浮気なんかこれっぽっちもしてないって言うんだろ」 エーリカの二の句をまるで覇気のない声で封じつつ、マルセイユはごろりと仰向けになる。 行き場のない感情に濁った瞳は、天井を見つめながらぼそりと呟いた。 マルセイユ「……分かってるよ、そんなこと」 そもそも、マルセイユは疑ってすらいない。 どんな無茶をしても、余程マルセイユ自身に非がない限り、いつも味方で居てくれるような…… ちょっと不機嫌そうな顔をすれば慌てるような、今もきっと自分のために時間を惜しんで研鑽しているような…… そんな男が不義理を働いているなど、どうして疑えるだろうか。 マルセイユ「でもな、すごくもやもやするんだ。嫌なんだ。上手く言えないけど、嫌なんだ」 エーリカ「伯爵はからかってるだけだと思うよ?」 マルセイユ「それは私も知ってる。けど、ダメなんだ。やっぱり嫌なんだ」 いくら疑っていないとはいえ、何でも気持ち良く受け入れるというわけにも行かない。 特に、初恋・初彼・思春期真っ只中のマルセイユにとっては、 あのような光景を目にして受けるダメージは計り知れなかった。 マルセイユ「……お前にも、そのうち分かるよ」 エーリカ「……そっか」 それきり、二人の魔女は沈黙する。 言い切られた以上、エーリカには何も言えなかったし、 言い切った以上、マルセイユにも続ける言葉は既になかった。 その沈黙を破り、エーリカが「そうだ」とわざとらしく前置きをする。 エーリカ「今朝のクッキーはもう食べたの?」 マルセイユ「……そういえば、まだだな」 マルセイユはベルトのポケットから紙包みを取り出し、リボンを解く。 開かれた包みの上には、形こそ不揃いながらも香ばしそうな焼き色の付いたバタークッキーが載っていた。 マルセイユは知っている。あの男は、普通の料理ならいざ知らず、お菓子など作ったことはない。 相当……とまでは行かないまでもそれなりにしたであろう苦労が、クッキーの不格好さから見て取れた。 エーリカ「おいしそうだねぇ……」 じゅるりとだらしない音を立てて、エーリカが座っている椅子から身を乗り出す。 JG52配属当時は真面目な優等生だった彼女が、たった一人の先輩と関わってしまったがために 自堕落な人格に変貌してしまったことは、相部屋のマルセイユにとっては頭痛の種の一つであった。 マルセイユ「涎を垂らすな……。あげないぞ、私が貰ったんだから」 エーリカ「えぇ~。欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい~!」 マルセイユ「ダ・メ・だ。そんなに欲しければ俺に頼むか、私と勝負するんだな」 ぷくーっと頬を膨らませて抗議するエーリカを尻目に、マルセイユはクッキーを一つ、口に運ぶ。 マルセイユ「……美味いよ、ったく」 マルセイユの脳裏にふと、クッキー作りに奔走する男の姿が浮かび上がった。 料理長に頭を下げて厨房と材料の使用許可を取って、レシピを何度も何度も確認して…… その姿が何だか可笑しくて、先ほどまでの憂鬱な気分は何処かへ行ってしまった。 マルセイユ「なぁハルトマン。私は間違っていたのかな? 俺の望みを聞いて、それを叶えようと思うのは……間違いだったのかな? だから俺は、どうして欲しいか訊いても、何も言ってくれなかったのかな?」 エーリカ「知らないよ、そんなの」 エーリカは、一旦は突き放すように言って、 エーリカ「大事なのは、ハンナが俺をどうしたいのか、俺にどうなって欲しいのか、ってことじゃないの? 何かするなら、それをはっきりさせてからだと思うよ」 今度は諭すような丁寧さで言葉を紡ぐ。 相部屋で、同期で、友人であるマルセイユと……その向こう側に居る男を案じて。 マルセイユ「そっか……そうだな」 私の願いは……と口にし掛けて、マルセイユは喉元まで来ていた言葉を引っ込めた。 語って聞かせる相手が居るとすれば、それはエーリカではないはずだから。 エーリカ「ん? 何?」 マルセイユ「何でもないよ。それよりハルトマン、口開けろ」 エーリカが言われた通りにあんぐりと口を開けると、マルセイユはその中にクッキーを放り込んだ。 そのままベッドから立つと、目を白黒とさせているエーリカに微笑み掛けながら、ドアへと向かう。 マルセイユ「愚痴に付き合わせた詫びと礼だ、それでチャラな。 さて、それじゃあ……あれ。えっと、あれ?」 いざドアを開けようとしたマルセイユが、急に何かを探すような素振りを見せる。 その一挙手一投足は、今朝殴り倒されて医務室送りとなった男の姿を強烈に想起させた。 エーリカ「……今度は何?」 マルセイユ「落とし物、したみたいだ。ちょっと探してくる……あいたっ!?」 ばりばりと頭を掻きながらドアノブに手を掛けたマルセイユの額に、 突然廊下側から開かれたドアが直撃して鈍い音を立てた。 額を押さえて悶絶するマルセイユも、それを見ていたエーリカも、何が起こったのか飲み込めない。 「ちょっと、人の部屋に入る時はノックしなさいっていつも言ってるでしょ! 凄い音がしたわよ今!」 「痛い痛い、今のは不可抗力だよ。こんなの誰も予期出来ないでしょ?」 ドア越しに漫才のようなやり取りが聞こえてくる。 ロクでもない来訪者の存在は、室内の二人の表情を揃って極めてうんざりとしたものへと変えた。 マルセイユ「ロスマンに……伯爵か……。取りあえず一発殴らせろ」 ロスマン「まぁまぁ、落ち着いて。このニセ伯爵は後でじっくりたっぷり教育しておくから」 クルピンスキー「狭い部屋で二人っきりの特別指導か……悪くないね」 言い終わるや否や、二人分の拳がプンスキーさんの顔面と下腹部にそれぞれ突き刺さり、 すらっとした長身を部屋の外へと吹き飛ばした。 一瞬遅れて何かがひしゃげるような音とカエルが潰れたような声が響いたが、 ロスマンもマルセイユも揃って意にも介さないため、エーリカも黙っているしかなかった。 マルセイユ「で、何しに来たんだ」 ロスマン「そんなに邪険にしないで。落とし物を届けに来たの」 興奮するマルセイユを宥めながら、小柄な教師は一冊の本を差し出す。 その表紙を見た途端、マルセイユは顔面から火を噴いて一歩後ずさった。 ロスマン「ついでに、ちょっとお節介を焼きにね」 マルセイユ「お、お節介……?」 ロスマン「貴方がこれからやろうとしていることを、私たちが手伝ってあげるわ」 眉をひそめて訝しむマルセイユに、ロスマンは含みのある笑みを浮かべる。 それを見、一人置き去りにされていたエーリカは、本日何度目かの呆れ顔を作った。 * * * 夜。 そんなやり取りがあったとは露ほども知らず、俺は自室のソファーに倒れ込んで、ぐったりとしていた。 結局、バルクホルン中尉に連行された後は、ティナとは一度も会っていない。 訓練中は気が散っている様を早々に見抜かれて普段以上にみっちりとしごかれ、 訓練後には帰り際にネウロイの襲来を知らせるサイレンが鳴り響いたお陰で 空に居た俺とバルクホルン中尉がそのまま迎撃の任に当たることになった。 戦闘が終わったら終わったで、シャワーを浴びて報告書を書いていたらもうこんな時間だ。 夕食も取っていない。訓練前の出来事がなければ、即、寝入っていたことだろう。 俺「うう、寝そうだ……。寝ない内にティナの所に行かなきゃ……」 疲労困憊の極みで今にも眠りに落ちそうになる意識と身体を、何とか揺り起こす。 こんな状態でまともに会話が出来るとも思えないが、今日中に誤解を解かなければ 明日からティナが機嫌を直すまで針のむしろに座る生活が始まってしまう。 俺「でも、何か大事なことを忘れてるような……。いや、誤解を解く方が先だな」 歩いていれば眠気も覚めるだろうと、寝間着の上に上着を羽織って部屋を出る支度をしていると、 時間帯に不相応なノックの音が俺の手を止めた。 俺「はい?」 マルセイユ「私だ。入るぞ」 思い掛けない来客に慌てて身だしなみを整えた俺だが、 ドアを開けた彼女の姿に思わず息を呑んだ。 軍服姿からは想像も付かない、薄いベージュのネグリジェ姿だったからだ。 俺「………」 マルセイユ「こ、これ、変じゃない、よな?」 言葉を失ったまま辛うじて首を縦に振ると、ティナはするりと部屋に入ってドアを閉めた。 二人っきりの空間で俺を直視することが躊躇われるのか、実に忙しなく視線を泳がせている。 そんなティナに、俺も俺で何と声を掛ければいいのか分からず、見入るばかりで。 ネグリジェ自体が相当薄手なのか、身体の凹凸が浮かび上がっていて…… 何と言うか、エロい。そんなことを口に出したらボコボコにされるだろうけど。 マルセイユ「うう……そんなにジロジロ見るなよ……」 俺「……あー、その、何だ。寒くねぇのか、そんな薄着で」 マルセイユ「ああ、うん、平気……むしろちょっと暑い」 二人揃って、まるで風邪の熱に浮かされているような真っ赤な顔で、 次にどんな言葉を掛けるか模索する。 その間に生まれた沈黙を破ったのは…… 夕食抜きの結果、限界を突破した俺の腹の虫だった。 マルセイユ「……腹、減ってるのか?」 俺「ああ……何も食べてないんだ。報告書作ってたらこんな時間になっちゃって」 マルセイユ「そうか! ならちょうど良かった。頼まれた料理、持って来たんだ。食べてくれよ」 ティナはたちまち上機嫌になると、何処に隠していたのかバスケットを胸の前に持ち上げて見せた。 いつの間に機嫌が直ったんだろうか……と首を傾げながらも、俺は戸棚から食器と茶葉を取り出す。 お茶を淹れてテーブルに着くと、手料理のお披露目が始まった。 俺「お、グラタンか」 マルセイユ「そ。材料はじゃがいもだけどな」 ティナが作ってきてくれたのは、じゃがいもピューレグラタンというやつだった。 カールスラントは、かつて長い不作の時期をこの南リベリオン原産の穀物に救われたことがあるそうな。 以来、「じゃがいもでフルコース料理を作れなければお嫁に行けない」などと言われるくらい、 じゃがいもが国民生活に浸透しているのである。 俺「んじゃ早速、一口……はむっ」 マルセイユ「……っ」 そんなに固唾を飲んで見守らなくてもいいと思うのだが……。 ともかく、正直な感想を述べておくことにした。 俺「うん、美味い」 マルセイユ「ほ……ほんとかっ!?」 俺「本当に本当、また作ってもらいたいくらいだ。でも、怪我には気を付けてくれよ」 膝の上で固く握り締められていたティナの拳を取って、テーブルの上に連行する。 握り込まれた指をそっと開いてやると、親指と人差し指の腹に包帯が巻かれていた。 俺「ありがとな」 マルセイユ「……!!」 ボンッと音を立ててティナの首から上が赤一色になる。目の焦点も合っていないようだ。 ……が、すぐに落ち着きを取り戻すと、テンションを大幅に落としつつ俯いてしまった。 俺「……どうした? この包帯、見られたくなかった、とか?」 マルセイユ「そうじゃないけど……。えっと……実は、だな……」 もごもごと口ごもり、あからさまに困った顔になるティナ。 俺もリアクションに困る。やがて、意を決したのか…… マルセイユ「ごめん! 実は、私一人で作ったんじゃないんだ!」 ティナはぺこりと頭を下げた。 あまりにぴしっとしたそれは、午前中に医務室で見たバルクホルン中尉の詫びの礼を彷彿とさせた。 マルセイユ「ロスマン……と伯爵……が手伝ってくれたんだ。 と言うか、半分くらいはロスマンが……」 俺「何だ、そんなことか……」 安堵の息を吐いて、俺は肩を竦めた。 あんまりまごまごとしているものだから、何か重大な打ち明け話でもあるのかと 勘繰ってしまったじゃないか。 俺「いいよ別に、そんなの気にしねぇよ。 お前だって頑張ってくれたんじゃないか」 指の包帯が、彼女の尽力を証明している。 味や見てくれなんか二の次でいい。彼女が俺のために頑張ってくれたということ、 俺にとってはそれだけで充分だった。 俺「それに、それならこっちもおあいこだ。 あのクッキー作ってる時、あんまり手際が悪くて見てらんねぇって、 先生が手伝ってくれたんだ。情けねぇ話だけどな」 マルセイユ「そう……だったのか?」 俺「ああ。悪かったな、黙ってて」 マルセイユ「ふふふ……いいよ、別に。おあいこだからな?」 また機嫌を損ねるかもしれないと思って今まで黙っていたわけだが、思わず話してしまった。 結局、俺の心配は杞憂だったらしく、ティナはころころと笑っている。 その笑顔を見ているだけで、今まで色んなことを難しく考えていた自分が 何だかバカバカしくなって、俺もつられて笑ってしまった。 マルセイユ「ほら、冷めないうちに食べないと。えいっ」 すっかりいつもの調子に戻ったティナは、俺の手からスプーンを奪うと、 グラタンを掬っては次から次へと俺の口に突っ込み始めた。 正直な所、咀嚼して飲み込むペースよりもスプーンを突っ込まれるペースの方が明らかに速いのだが、 ティナはとても楽しそうだし、水を差すのもなんだし…… まあ、いいか。 * * * 手料理の披露も終わり…… 食器とティーセットを片付けて部屋に戻ってくると、ティナは俺のベッドに寝転がって、 マットレスのスプリングを軋ませながらごろごろとしていた。 俺「なぁ、いつも不思議に思うんだけどさ。どうしてベッドの上なんだ? 居心地良くねぇだろ?」 マルセイユ「んー……」 彼女が俺の部屋に来ると、大抵はベッドを占拠する。 俺のベッドは他のウィッチの部屋にあるベッドより安っぽいし(実際安物だろうが)、 マットレスも薄いは硬いはで、好き好んで横になれるような代物ではないはずなのに、だ。 そんなわけだから、俺は初任給で柔らかめのファブリックソファーを購入して部屋に置いており、 そちらでくつろぐことの方が多い。エーリカも部屋に来た時は迷わずソファーにダイブしている。 マルセイユ「俺の匂いがする」 答えになっていない。 しかし、好意を寄せる女性に体臭について指摘されるということは、 男にとっては死活問題にも等しい、由々しき事態であった。 俺「そんなに? 昨日シーツ変えたばっかりだし、シャワーも浴びたんだけどな……。 ちょっと待って、新しいのすぐ出すから」 マルセイユ「何言ってるんだ? ……ああそうか、心配するな。 そういう意味で言ったんじゃないから。別に替えなくていいぞ」 ティナはシーツに頬擦りしながら、艶めかしい視線をこちらに寄越した。 その一瞥は、クローゼットの引き出しを開けた手を思わず止めるには充分過ぎる破壊力を秘めていた。 マルセイユ「私はこれがいいんだ。この匂いが一番落ち着くんだよな」 俺「……左様で」 ティナは真っ白なシーツから顔を上げると、マットレスを叩いて俺を呼ぶ。 俺は引き出しを戻すと、ギシリと音を立ててベッドに腰を下ろした。 俺「はいはい。お呼びで?」 マルセイユ「訓練と出撃で疲れてるだろ。もう寝よう?」 俺「寝ようったって、お前がベッド占領してるじゃないか」 マルセイユ「忘れたか? 昔はお前のベッドで寝ることなんか、しょっちゅうだっただろ」 俺「覚えてるよ……よく床に蹴り落とされたっけな。 ……って、泊まる気か!?」 マルセイユ「ふふん。何のためにこんな格好して来たと思ってるんだ」 いやいやいや、流石にまずい。お泊まりがバレたらバルクホルン中尉に絞め殺されてしまう。 部隊司令であるボニン少佐にも、恋愛は当人同士に任せるが風紀を乱す行為は控えるようにと釘を刺されている。 クリスマスの朝帰りの罰が外出禁止程度で済んでいるのは、初犯だからだ。 と、身振り手振りを交えて出来る限り柔らかく部屋に戻るよう伝えると、 マルセイユ「……俺は、私と一緒に寝るの、嫌か?」 上目遣いで反撃されてしまった。 思わず全力で首を横に振り、ハッと気付いて自己嫌悪に陥る。 見れば、ベッドの上のティナはニヤニヤと笑みを浮かべている…… もういい、腹を括ろう。 俺「……エーリカにはちゃんと話付けてあるんだろうな」 マルセイユ「大丈夫だ、問題ない」 起床時間になる前に部屋に戻るんだぞ、と念押しして、俺もベッドに入る。 ティナの体温が移った安物のマットレスは、何だかいつもの自分のベッドではないように思えて、 心臓の鼓動がやたらと速まっていくのを感じた。 俺「狭いな」 マルセイユ「でも、あったかいだろ?」 俺「まあな」 二人で一緒のベッドに入って改めて実感するが、昔のように、とはとても言えない。 俺もティナも背が伸びたし、体格だって男らしく、あるいは女らしく、随分と変わっている。 そんな状態で、ティナが俺の腕に抱き付いている。 とってもヘヴンリィな状況ではあるのだ……が……あれ、急に、眠く…… 俺「ごめん、なんか、すごく、眠い……」 マルセイユ「だから言ったろ、疲れてるんだよ。ちゃんと寝ろ」 俺「でも……」 延び延びになってしまっているが、そもそも俺はティナに会いに行こうとしていたのだ。 昼間の出来事を謝って、誤解を解くために……。 マルセイユ「無理しなくていい。私はここに居るからな」 俺「うん……ごめん……」 たった一言の謝罪を残して、俺は脳からの信号に屈する。 彼女の長い髪から香るシャンプーの匂いに包まれながら視界を閉ざすと、 温かく柔らかい何かが唇に触れた感触を最後に、俺の意識は暗闇へと落ちた。 * * * ――15.02.1940 ……で、冒頭に至るというわけである。 マルセイユ「どうした? ぼーっとして」 俺「ん。ちょっと昨日のこと思い出してた」 マルセイユ「ほう。そんなに私の手料理が恋しいか?」 半分は先生がやったんじゃなかったか、と溜息で返すと、 ティナの頭を撫でていた手を掴まれた。 マルセイユ「ところで、お前はいつまで私の髪に触っているつもりだ?」 俺「へ? うわっ!?」 突然部屋の景色が引っくり返り、背中に柔らかい衝撃とスプリングの軋む音が走る。 何事かと思えば、仰向けに押し倒された俺を、マウントポジションを取ったティナが見下ろしていた。 そして…… マルセイユ「ふふん」 そのまま両手で俺の頬をがっちりと掴むと、唇で唇を塞いだ。 ある程度予想はしていたものの、流石にいきなりこうなるとは思っていなかった俺は、 見事に不意を突かれて主導権を奪われてしまった。 俺「んん……っ」 マルセイユ「ん……ちゅ……んむ……」 いつになくしつこいキスに、身体の奥に熱い呼気を吹き込まれているような気分になる。 全身がじんわりと汗ばむのを感じていると、しばらくして行為を終えたティナがその身体ごと唇を離した。 俺「な、何すんだよ……」 マルセイユ「俺分の補給だ」 俺「俺分?」 マルセイユ「そう、俺分。燃費が悪いからな、ちょくちょく補給しないと」 その言葉を最後に、ティナは再び俺に覆い被さって、補給活動を再開した。 対する俺は、しっかりと抱き付かれて身動きが取れずにいる。 せめてもの抵抗に彼女の細い腰に手を回して抱き寄せてみるが、主導権を奪い返すには至らず、 粘っこい水音を立てて口内を蹂躙する彼女を受け入れるのがせいぜいだった。 やがて身体を起こしたティナは、実に満足そうに伸びをした。 マルセイユ「ふう……堪能した」 俺「ううん……なんか謝ろうとしてた自分が間抜けみたいだな」 マルセイユ「ん? 昼間のことか?」 俺「まぁ、な」 マルセイユ「いいよ、あれから半日も経ってるんだし。その代わり、もう伯爵には捕まるなよ?」 薄々分かっていたが、あっさりと許されてしまった。あの怒り様は何処へ行ったのだろうか。 脱力した俺はこれ以上食い下がる元気もなく、一言「すまん」と口にして問題を締め括った。 それから、俺たちは話をした。取り留めのない話をたくさんした。 昨日は射撃訓練のスコアがいくつだった、とか、私の方がもっと多い、とか、 エーリカのだらしなさがいよいよ拍車を掛けてきていてまずい、とか。 最近はすれ違ってばかりで、こんな話をすることさえ少なくなっていて、 どんな話題でだって、二人で居る時間を噛み締めるには充分過ぎた。 そんな温かい空気を割って、急にティナが唇を重ねてきた。 先程の「補給」とは雰囲気の違うキスに、あからさまな違和感が募る。 俺「どうした?」 マルセイユ「……こうして話すことも、触れることも、これから出来なくなるのかなって」 忙しくなりそうだからな、と、ティナは元気のない笑みを浮かべている。 彼女の言葉を聞いてもなお消えない違和感が、戦況の悪化によるものではない、と直感的に告げる。 出来なくなる……それに該当することを、俺は一つだけ、知っていた。 俺「どうしてそう思うんだ? これから先、班分けは分かれるかもしれないけど、同じ部隊に居るんだぜ」 マルセイユ「それはだな……ええっと……ううん……」 言葉を絞り出そうとして詰まらせているティナの姿が、直感を確信に変える。 ティナは、今まで打ち明けられなかった何かを自ら伝えようとしてくれている。 どう言えば俺を傷付けなくて済むか、必死に考えてくれている。 答えが出なくて、悩んでくれている。 その不安と心配を吹き飛ばすのは、俺の役目だ。 自分自身にそう言い聞かせて、俺は口を開いた。 俺「お前が、JG27に飛ばされるからか」 マルセイユ「……知ってた、のか」 俺「彼氏だぜ、これでも」 ストライカーユニットの頻繁な損失、特定の上官への反抗、戦闘時の命令無視…… これまではある程度大目に見てもらっていたのだが、積もり積もったそれらが遂に、JG52からティナの居場所を奪ったのだ。 士官候補生時代とは異なる規律に支配されたここでは、俺の庇い立てにも分かり易く限界があった。 マルセイユ「……そうだよ。ごめんな、ずっと味方してくれてたのに」 だが、経緯なんてどうでも良かった。 要するに、ティナはここから居なくなる。俺の前から居なくなる。 それが軍の決定だった。 マルセイユ「迷惑掛けっぱなしで行かなきゃならない。ホントに、ごめん……」 だから、俺も俺で、手を打った。 毎日の規定外の訓練もその一つだが、極め付けをもう一つ。 俺「心配すんなよ。俺も一緒だから」 マルセイユ「……え?」 俺「俺もJG27に転属なの。ボニン少佐に掛け合って、向こうの司令からもOK貰った」 頼んだところで却下されるのは目に見えていたので、ほとんどダメ元で頭を下げたのだが…… 少佐は俺にチェスを一局要求しただけで、俺の望みを叶えてくれた。 俺は測られていたはずだ。少佐の中の基準をクリア出来たからこそ、転属願を受理してくれた……と思いたい。 マルセイユ「ず、随分とまた無茶をしたんだな……。でも、良いのか? お前、私に合わせてるせいで空じゃかなり危険な目に遭ってるだろ。 狙撃装備であんな接近戦をやるなんて……」 俺「クロスレンジで対戦車ライフルなんて、俺くらいのもんだろうな。 確かに危なっかしいよ。悠長に狙ってる暇もねぇし」 私が強ければそんな目にも遭わせなくて済むのに、とティナは俯く。 それは違う。これは、俺が選んだ戦い方だ。自分で選び取った道だ。 俺「でもな、そんなの俺が強くなりゃ良いだけの話だ」 ティナが前を見て進むように、俺もまた、この道を進んでいる。 先生やバルクホルン中尉には何度も危険な真似は止めるように言われているけれど、 その通りで俺の選択は間違いかもしれないけれど、今の俺には、それしかない。 俺「今はまだ俺に力が足りないから、こんな形でしかお前を守れないけど。 俺、もっと強くなるから。何処からでも、どんな敵でも、狙い撃てるようになるから」 戦う理由を果たすために。 この願いを果たすために。 俺「一緒に行かせてくれ。一緒に、居させてくれ」 マルセイユ「……分かった。でも、絶対に無理だけはしないで。 私だって戦えるんだから。もう守られてるだけじゃないんだから」 ティナは俺の背中に手を回してそっと抱き締めると、 マルセイユ「お前が私を守ってくれる分、私がお前を守るよ」 耳元でその決意を静かに、しかし力強く囁いた。 彼女の体重が優しく伸し掛かり、柔らかな肢体が秘める体温が二人の間の空気を熱に染める。 マルセイユ「あのな、笑わないで聞いて欲しいんだけど」 俺の言葉を待たず、ティナは続ける。 マルセイユ「私は、お前に幸せになって欲しいんだ。 お前に幸せをあげられるのが私だったらいいなって思う。 それが今の、私の願いなんだ」 当たり前かもしれないけど、と苦笑して、今度は俺に問い掛けた。 マルセイユ「お前には、何か願いはあるか?」 俺「あるにはある……けど」 昨日の昼、先生に言われたこと。 クリスマスイヴの夜に願ったこと。 力ばかりを追い求めて、ずっと見失っていたこと。 俺の願いは…… 俺「今、叶ってるんだ。新しいの、考えなきゃな」 そうか、とティナは一際美しく微笑む。俺の答えに満足してくれたらしい。 そのままお互いに見つめ合うと、俺たちは自然と唇を重ねた。 どうか、新たな願いが、ティナの願いに繋がりますように……。 <つづく?> 前へ ページ先頭へ
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日付、天気 例:2010/4/6(火) 晴れ 畑の状態 耕運機で耕した部分が多い 作業内容 昨日の続きでじゃがいもの苗を植えた。 1kgと少し植えた。 昨日の2kgと合わせると合計3kgと少し。 畝4全部にゴボウの種を植えた。 収穫物 写真 ジャガイモの畝 スナックエンドウの畝 エンドウの畝 ネギの畝 ネギ拡大 タマネギの畝3 タマネギの畝1 エンドウの畝A エンドウの畝A拡大 フリーコメント(感想など) 記入者(イニシャル) U
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「炎天下のジャガイモ堀り」 今日は朝の10時から畑の作業を始めたのですが、 とても暑かったです。夏野菜やじゃがいもの収穫を していました。僕は夏野菜の収穫をしていたのですが、 ジャガイモ堀りは土を掘り返さなきゃいけない分体力の 消耗が特に激しかったんじゃないかと思います。 お疲れさまでした。 ジャガイモがいっぱいとれました! ペンペン草(雑草)は残った収穫後のジャガイモの畝
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三女が作ったオリジナル料理① 2008年11月22日 (土) Canon EOS Kiss Digital X 2008/11/22 19 07 33 一口ビーフステーキに、マッシュポテトとパンプキンパイのフィリングのような甘く濃厚なかぼちゃのマッシュを小さいボールに丸めたもの。 じゃがいもの上にはステーキにつけるワサビがチョンとのっていました。 おいしいもの かなえキッチン : ごはん日記
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第2章最少クラフトクリア~旅のとびら・赤 数字は何回目のクラフトかを表します。 エルから病人治療のクエストを、ノリンからレンガ料理台のクエストを、ゲンローワから農業のクエスト、ケーシーから水汲み室のクエストをそれぞれ受ける。 旅のとびらに入り、北に進んで大きな湿地帯に出て、その北西部にある高い塔にある宝箱から「さびた金属」×5を入手。 関所に向かい「レンガ」を5個入手。 湿地帯の中央でじんめんじゅに守られているヘイザンを担いで拠点に帰り寝かせる。 19.レンガ×5+さびた金属+料理用たき火→レンガ料理台 ノリンにクエスト報告≪報酬:あかい油×10≫ たき火の台所にレンガ料理台を置いてレンガキッチンにする(かざり料理を置いてしまうとレンガレストランになってしまうので注意)。キッチンで住人が「イワシの炭焼き」を作るまで先の作業をしながら待つ。「イワシの炭焼き」が出来たらヘイザンに与え、「スクエアテーブル」、「いけ花」、いす類、かざり料理等を置いて森と木のレストランを作成。 ミノリを救出して担いで帰り寝かせる。 以下を収集 「石材」×10 「じゃり石」×5(※旅のとびら・青にも多数) 「密林の葉」×3 「カニの爪」 「銀」×6 「サケ」(海で釣る) 「ハートフルーツ」「モモガキの実」多数(食糧事情改善のため) 20.石材×5+じゃり石×5+綿毛×3+密林の葉×2→浄化のふんすい 浄化のふんすいを水飲み場に配置して水汲み室を作成≪報酬:ヤシ原木×10≫ 以下を収集しつつメーダを倒しに行く 「じゃがいも」 「小麦」×2 「木のさく」×4(家庭菜園が好きなリリパットの家の中) メーダを倒し「農業の記録」を入手。メーダのレーザーは土ブロックを貫通できないので、メーダの目の前にブロックを積みその裏に隠れながら戦えばラク。 そのまま東のタルバのクイズに向かい、クイズを解いて「火を吹く石像」×2を入手。 拠点に戻りゲンローワに報告≪報酬:キメラのつばさ×5、農業のめざめの設計図≫ 21.ふとい枝×3→くまで 22.ふとい枝×5→木のさく×10 23~24.小麦×2→小麦のたね×6 25~26.まめ×2→大豆の芽×6 27.じゃがいも→たねイモ×3 設計図を基に農園を作成≪報酬:たねイモ×5≫ 28.カニの爪+石炭→ゆでガニ ゆでガニをミノリに与える 農作物が育つまで待つ 29.じゃがいも×5+あかい油×3+石炭→フライドポテト×3 フライドポテトをヘイザンに与える 30.サケ+密林の葉+あかい油→サケのムニエル サケのムニエルをミノリに与える 森と木のレストランで「バゲット」が作られていたらミノリに与える。 森と木のレストランで「ブイヤベース」が作られていたらヘイザンに与える≪報酬:いのちのきのみ≫ 森と木のレストランで「もりもりサラダ」が作られていたらミノリに与える≪報酬:いのちのきのみ≫ ※ブイヤベースやもりもりサラダは住人がなかなか作ってくれないこともある。住人はお昼頃からレストランで作業を始めるのでそれを確認してから寝て、翌朝確認する。ヘルコンドル戦用の高台を作ったりするなどして午前中は時間をつぶす。 竜王軍バトル。住人たちと協力して戦う。エル、ケーシー、ザッコがいしつぶてなのでダメージソース。彼らがあまりダメージを受けないように立ち回るとよいが、結局最後は自分だけしか生き残っていないことが多い。≪報酬:やくそう×5≫ 拠点内で寝る。ゾンビ化イベント発生。 翌朝ミノリから大弓作成のクエストを受ける。 31~35.ヤシ原木×5→木材×5 36.木材×5+ひも×3+さびた金属×2→大弓≪報酬:やくそう×5≫ ゲンローワから手紙をもらい、ウルスに渡しに行く。大弓を持って行くとよい。 グール&くさった死体戦。大弓を配置し、大弓の前に敵を誘導してダメージを与えていくとよい。 キャンプレベルを4にするクエスト≪報酬:いのちのきのみ≫ 竜王軍バトル。大弓と住人をダメージソースにするため、町の東側の平地の障害物を取り除いておき戦うとよい≪報酬:旅のとびら・緑≫。 最少クラフトリムルダール4へ 名前 コメント
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#blognavi 昨日の夜、巡回ならぬ、徘徊するゾンビを発見! と思ったら、餓死寸前のGM様でした・・・w ゲームの話より、じゃがいもにイカの塩辛が合うとか、雑談が大半でしたww カテゴリ [エグザイル] - trackback- 2008年01月24日 12 48 50 名前 コメント #blognavi